わきが体質出現リスク遺伝子解析

わきが体質出現リスク遺伝子検査

他の人に知られずに
わきが体質のチェックができます!

腋臭症(わきが)とは?

 汗を分泌する器官には、エクリン腺とアポクリン腺の2種類があります。そのうちアポクリン腺(大汗腺)の分泌物によってわきから独特な臭いがする状態をわきがといいます。アポクリン腺はわき以外にも、耳の中、乳輪、陰部にも存在します。アポクリン腺からの汗そのものは無臭なのですが、低級脂肪酸を含んでいるためにそれが皮膚表面の細菌によって酸化され、さらにアンモニアなども加わって不快な臭いになっています。もう1つのエクリン腺からの分泌(汗)が過剰な状態は多汗症といわれます。多汗症はおもに欧米では深刻で、わきがは日本・韓国・台湾と中国の一部で治療の対象となっています。欧米人はもともと体臭があるため、わきがや体臭は生理学的現象として捉えられているので、不快に思う人は少ないようです。

わきが体質の出現リスクを遺伝子から判定

 私たちの耳垢には、乾燥している人と湿った人がいます。どちらの耳垢タイプになるのかは、実は遺伝子によって決まっているのです。ABCC11という遺伝子の型によって「乾燥型」「湿型」に分かれます。このABCC11遺伝子は、薬物や毒素・老廃物を細胞の外へ排出(代謝)する機能に関わっています。耳垢が湿っている人は、老廃物を体外へ排出する機能が高いために耳垢が湿った状態になるのです。この排出機能を担っているのがアポクリン腺で、耳のアポクリン腺数とわきのアポクリン腺数はほぼ比例しています。つまり、耳垢が湿っている人はわきがの人が多いということになります。このように代謝機能を調べると、間接的にわきがにつながることからABCC11は〝わきが関連遺伝子〟と呼ばれるようになりました。
 わきがになるリスクは、ABCC11遺伝子がどういう状態であるのかを調べる(解析する)ことでそのリスクを判定することができます。わきの下の臭いは、胃腸のトラブルや肌のトラブル、カビの感染などが原因となることがありますが、体質(遺伝)による影響も少なくありません。家族にわきがの人がいる場合には、わきがを発症するリスクは高くなりますので、ABCC11遺伝子の解析をおすすめします。
 ABCC11遺伝子の型は、G型ホモ接合体(GG型)、ヘテロ接合体(GA型)、A型ホモ接合体(AA型)の3種類の遺伝子型が知られています。
 

  1. GG型・・・・・・わきがになりやすい
  2. GA型・・・・・・わきがにややなりやすい
  3. AA型・・・・・・わきがになりにくい

 
 遺伝子を調べる手順はとても簡単で、わずかな血液から遺伝子を採り出して専用の機器で調べるだけです。遺伝子解析で使用する血液は指先からごく少量を採取します。極細の針が瞬時に刺さるだけですので痛みはほとんどありません。

リスク判定血液採取方法

わきが体質の出現リスクを知って、今から予防しましょう

ABCC11遺伝子の型は自分の意思ではどうすることもできません。ですが、「わきが=排出(代謝)機能が高い体質」と前向きにとらえて、生活習慣に気をつけたり、ストレスを溜めないように運動をするなどして予防をしましょう。

  1. 肉や乳製品、たまごの摂取が多いとアポクリン腺が刺激されます
  2. 激辛料理も同様にアポクリン腺が刺激されます
  3. ストレスによる血糖値上昇でもアポクリン腺が刺激されます

解析は簡単!
解析手順

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この遺伝子解析ではSmartAmp法を利用しています。

(参考文献)

  • Nat Genet. 2006 Mar;38(3):324-30. Epub 2006 Jan 29.
    「A SNP in the ABCC11 gene is the determinant of human earwax type.」
  • J Invest Dermatol. 2013 Jul;133(7):1760-7. doi: 10.1038/jid.2012.480. Epub 2013 Jan 17.
    「Dependence of deodorant usage on ABCC11 genotype: scope for personalized genetics in personal hygiene.」
  • Research article Open Access
    「A strong association of axillary osmidrosis with the wet earwax typedetermined by genotyping of the ABCC11 gene」